演劇最強論-ing

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sons wo: 『シティⅡ』(7/16~)

公演情報

2016.06.13


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文明は終わり、生命だけが辛うじて残っている。
残された生命は生命を削りながら存在する。
この世には病があるが、生きていることがそのまま病と名付けられているのかもしれない。
楽しいことも悲しいことも全部がその中にある。
様々に関係し、夢も見る。
この世界ではただ人間が活動する。

* * *

sons wo: 『シティⅡ』は2015年に上演した『シティⅠ』の続編です。「過去」をテーマにした前作に続き、今作では「現在」をテーマとします。2017年に予定している『シティⅢ』では「未来」をテーマにし、これで三部作が完結します。
今回は予め書かれた脚本を用いず、俳優とコミュニケーションを繰り返しながら構成していきます。
ほとんど言葉に重きを置かないシアターとなるでしょう。
(なぜなら言葉とはつまり過去だからです)
過去は死であり、未来には生を思うから、その中間にある現在には、病がある。
思えば、演劇では「役」は死の世界から来て、「俳優」の身体は生きているから、「演技」はまるで病だ。
熱に浮かされるようにやろうと思う。
尚、前作をみていなくても鑑賞には問題ありません。

カゲヤマ気象台

* * *

★※前作『シティⅠ』上映会を行います。東京:6/18[土]、浜松:6/25[土] ⇒詳しくは コチラ



作・演出・音響:カゲヤマ気象台
出演:菊川恵里佳、橋本匠、畠山峻(PEOPLE太)

■日程・会場:
2016/7/16[土]19:00・7/30[土]19:00 東京・pool
7/23[土]19:00 浜松・KIRCHHERR
※当日の客席は床面にシートを敷いた「ピクニックスタイル」でのご観劇になります。動きやすい服装でのご来場をおすすめします。
※開場は開演の30分前

■料金:
≪東京公演≫ 予約2,500円、当日2,800円
≪浜松公演≫ 予約・当日1,500円
※いずれも1ドリンク付
※高校生以下無料

sons wo:

2008年設立。カゲヤマ気象台の演劇プロジェクト。 東京と浜松の二都市を拠点として活動する。 ディストピア以後の世界観、現代詩的な言語感覚、おかしみと悲哀のある演出が特徴。 主な作品に『野良猫の首輪』(2013)『シティⅠ-Ⅲ』(2015-2017)など。 F/T13公募プログラム参加。『芸創CONNECT VOL.6』最優秀賞受賞。 2015年度よりカゲヤマがセゾン文化財団ジュニア・フェローに選出。 ★公式サイトはこちら★