演劇最強論-ing

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劇団野の上『東京アレルギー』(8/10~)

公演情報

2015.07.21


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観音林まりあは、おのぼりさん。
東京での生活にいつまで経っても慣れない上に、いつも鼻がムズムズ、喉もイガイガ。
「私、東京にアレルギーなんだ」
騙されてもほだされても友達のKちゃんとZちゃんに励まされ、
彼女は今日もマスクにメガネのフル装備で、街に立つ。

地方と東京、方言と標準語を行きつ戻りつ、一人のさまよえる魂の歌を津軽弁の調べにのせてお届けします。

作・演出:山田百次
出演:赤刎千久子、斉藤祐一(文学座)、中田麦平(シンクロ少女)、仲坪由紀子、成田沙織、堀夏子(青年団)、松本哲也(小松台東)、山田百次、山村崇子(青年団)、和田華子

■日程・会場:2015/8/10[月]~16[日] 東京・こまばアゴラ劇場
■料金:一般2,800円、学生2,000円(要学生証提示)
*全席自由・日時指定・整理番号付

劇団野の上/ホエイ

<劇団野の上> 山田百次の作・演出作品を上演する為に2009年に結成された青森を拠点とする地方劇団。冬のサミット2009参加作品「ふすまとぐち」が旗揚げ公演となる。「野の上」という劇団名には「社会という荒野の上に立つ人間の姿を描きたい」、そして「役者と観客がいれば芝居は野の上でも(どこででも)できる」という思いが込められている。舞台装置や照明は極力シンプルにし、生身の人間を見せることを信条とする。騒々しくも軽快な津軽弁エンターテイメントを目指している。  <ホエイ> 山田百次(作・演出|劇団野の上)、河村竜也(プロデュース|青年団)によるカンパニー。 2014年に劇団青年団の内部ユニット「青年団リンク」として結成。2018年1月に青年団リンクを卒業し、独立カンパニーとなる。「ホエイ」とは、ヨーグルトの上澄みや、チーズをつくる時に牛乳から分離される乳清のことをさしています。乳清は産業廃棄物として日々大量に捨てられています。本当はとても栄養価が高く、近年はその価値が見直されています。私たちはこの乳清のように、何かを生み出すときに捨てられてしまったものを題材にした作品をつくっています。 ★劇団野の上公式サイトはこちら★  ★ホエイ公式サイトはこちら★