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範宙遊泳『幼女Xの人生で一番楽しい数時間』(9/2~)

公演情報

2015.08.17


幼女チラシ裏表
(C)たかくらかずき

東京/新宿で生まれ、国際フェスティバルなどアジア各国を旅した代表作『幼女X』
その後の未来を描いた幻の作品『楽しい時間』豪華2本立ての3都市横断ツアー!

作・演出:山本卓卓

◆『幼女X』
2013年に発表。これまでに東京、横浜、クアラルンプール、バンコクで上演。バンコク・シアター・フェスティバル2014では最優秀作品賞・最優秀脚本賞を受賞。連続幼女強姦殺害事件が発生している2013年の東京が舞台。金持ちの夫とタワーマンションで暮らす姉と小さな娘、貧しい弟、姉の元彼で「敵」を探して歩く男などを通じて、現代の緊張した空気感と祝福を描く。英語、マレー語、タイ語と3ヶ国語に翻訳された代表作。
出演:大橋一輝、埜本幸良

◆『楽しい時間』
2013年に『幼女X』の後日談として発表。荒廃した未来を生きる人間にとっての楽しい時間とは何であるかを、作・演出の山本によるインスタレーション風一人芝居によって上演。初演から2年を経てまったく新しい作品に生まれ変わる。舞台はとある結婚式の異常な風景。一人の俳優に語られる言葉は錯綜し、身体は静かに躍動する。範宙遊泳の活動の総決算であり、新しい一歩を踏み出す新作。
出演:福原冠

≪関連動画≫

TPAM in Yokohama 2014 範宙遊泳『幼女X』ビデオ撮影:古屋和臣

TPAM in Yokohama 2015 範宙遊泳×Democrazy Theatre『幼女X(日本 – タイ共同制作版)』ビデオ撮影:松尾健太

■日程・会場:2015/9/2[水]~7[月] 東京・こまばアゴラ劇場
2015/9/11[金]~12[土] 北海道・生活支援型文化施設コンカリーニョ
2015/10/1[木]~3[土]  愛知・愛知芸術劇場小ホール(愛知芸術センターB1)

■料金:<東京公演>一般3,000円、学生2,500円、高校生以下1,000円
<北海道・愛知公演>一般3,000円、学生2,000円、高校生以下1,000円
当日券は各500円増

≫2015年9月藤原ちから「ひとつだけ」作品

範宙遊泳

2007年より、東京を拠点に海外での公演も行う演劇集団。 すべての脚本と演出を山本卓卓が手がける。現実と物語の境界をみつめ、その行き来によりそれらの所在位置を問い直す。 生と死、感覚と言葉、集団社会、家族、など物語のクリエイションはその都度興味を持った対象からスタートし、より遠くを目指し普遍的な「問い」へアクセスしてゆく。 近年は舞台上に投写した文字・写真・色・光・影などの要素と俳優を組み合わせた独自の演出と、観客の倫理観を揺さぶる強度ある脚本で、日本国内のみならずアジア諸国からも注目を集め、マレーシア、タイ、インド、中国、シンガポール、ニューヨークで公演や共同制作も行う。 『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 最優秀脚本賞と最優秀作品賞を受賞。 『バナナの花は食べられる』で第66回岸田國士戯曲賞を受賞。 ★公式サイトはこちら★