【野上絹代演出】演劇系大学共同制作Vol.3『カノン』
公演情報
2015.08.19
焼け跡世代、団塊世代、ゆとり世代。
世代には誰が付けたか名前があって、今の学生は“さとり世代”。
今年いくつか学生と仕事してるけど「え、どこが?」と感じている。
野田さんの世代は“しらけ世代”。「は?」である。
私は“ポスト団塊ジュニア世代”。
「もう無理矢理ネーミングしてくれなくてもいいから」となる。
つまりだいたい 言われる方はイラッとくるものが多い。
“キレる14才”なんて学年ひとくくりにされたこともある。
同じように、“戦国”“平安”など、時代も誰かに名付けられてきた。
私たちは今、一体“何時代”に生きているのだろうか。
『カノン』に決めたのは“この時代”の学生たちと野田戯曲を上演するならこれしかないと思ったから。
シラケたりキレたりさとったり もっとさせてよ生きてんだから
怒るし笑うし大志も抱く 走り回るし跳ねまわる
まわるよ まわる 時代はまわる
これは名付けた者たちへのキボウの逆襲
野上絹代
作:野田秀樹
演出:野上絹代
出演者・スタッフ:共同制作公演オーディション合格者 60名⇒詳細はコチラ
■日程:2015/9/11[金]~15[火]
■会場:東京芸術劇場 シアターイースト
■料金:全席自由 一般2,500円 大学生1,500円 高校生500円