地点『桜の園』(12/2~)
公演情報
2015.12.1
9月の公演で更に密度を増した地点の『桜の園』再び。
アンダースローならではの演出満載の本作。
客席ぎりぎりで繰り広げられる迫力の公演をご堪能ください。
「桜の園」と讃えられる美しい庭を持つ屋敷。
贅沢と浪費の末に借金の抵当に入った屋敷を取戻そうともがく女主人ラネーフスカヤは、しかし、商人ロパーヒンの別荘建築案に賛成できない。
山と積まれた窓枠は売り払われた屋敷の形見であり、ビジョンの残骸でもある。
古い価値観に縛られ置き去りにされる人間と、新しい制度の中でも決して充足を得ることのできない不安な存在としての人間を描いたチェーホフの遺作。
作:アントン・チェーホフ
翻訳:神西清
演出:三浦基
出演:安部聡子、石田大、小河原康二、窪田史恵、河野早紀、小林洋平
■日程・会場:2015/12/2[水]20:00☆、3[木]20:00、4[金]20:00
京都・アンダースロー
☆=アフタートークあり
ゲスト:アンドレイ・マグーチー(演出家/ボリショイ・ドラマ劇場芸術監督)
ロシアの演出家。1961 年生まれ。1984 年レニングラード航空工科大学無線技術学部卒業。1989 年レニングラード文化大学演出俳優学科卒業。同年、演劇グループ「形式演劇」を立ち上げる。2013 年よりサンクトペテルブルクのボリショイ・ドラマ劇場芸術監督。モスクワやフィンランドでも演出の仕事を行う。主な作品にサーシャ・ソコロフ『バカの学校』(エジンバラ演劇祭フリンジ賞/ ベオグラード演劇祭大賞)、『アリス』(アリーサ・フレンドリヒ主演、2015 年ゴールデンマスク演劇賞受賞)など。
■料金:2,000円
■上演時間:約85分(予定)