演劇最強論-ing

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地点『正面に気をつけろ』(2/7~)

公演情報・チケット販売

2019.01.17




アンダースロー初の書き下ろし戯曲レパートリー化。
書いたのはもちろんこの人、松原俊太郎。
作者自身が演劇と出会うきっかけとなったブレヒト作『ファッツァー』をモチーフに
空間現代の〈音〉と地点俳優陣による〈声〉の競演、狂おしく!


舞台に登場するのは英霊たち。「やってきた者たち」として戦争と自らの生死について語る彼らは、過去からやってきた者のようでいて、閉塞感に悩む日本人の現在の姿を彷彿とさせ、さらには波にさらわれた記憶を語るなど、多くの人々の生きていた時間を一身に引き受けた、どこの誰とも特定できない存在です。「生きていても死んでいても同じことだという状態」「支配するものと支配されるものとの関係」からの離脱を試みる彼らの、反復を恐れず弛むことのない思考は、その場にやってきた人々になにをもたらすのでしょうか。


作:松原俊太郎
演出:三浦基
音楽:空間現代
出演:安部聡子、石田大、小河原康二、窪田史恵、小林洋平、田中祐気、黒澤あすか

■日程:2019/2/7[木]~2/9[土]
■会場:京都・アンダースロー
■料金:一般3000円、学生2000円
■上演時間:約75分(予定)

過去の公演より



「演劇最強論-ing」でもチケット取扱!2019/1/18[金]10:00~発売開始!
チケットのお申込は下記ボタンから。

地点

 多様なテクストを用いて、言葉や身体、光・音、時間などさまざまな要素が重層的に関係する演劇独自の表現を生み出すために活動している。劇作家が演出を兼ねることが多い日本の現代演劇において、演出家が演出業に専念するスタイルが独特。  2005年、東京から京都へ移転。2006年に『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。2007年より<地点によるチェーホフ四大戯曲連続上演>に取り組み、第三作『桜の園』では代表の三浦基が文化庁芸術祭新人賞を受賞した。チェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、また、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品を成功させるなど、海外公演も行う。2013年、本拠地京都にアトリエ「アンダースロー」をオープン。(法人名:合同会社地点) ★公式サイトはこちら★