演劇最強論-ing

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地点『ブレヒト売り』(4/10~)

公演情報・チケット販売

2019.02.8


過去の公演より


求めているのは、神様? お金? それとも愛?
崇高と信じられていたものすべてをのみ込んで行く戦争――。
軽快なリズムトラックにのせておくる、底抜けに間抜けで、どこまでも挑発的な音楽劇。


地点によるブレヒト第二弾、その名も『ブレヒト売り』を再創作します。神・金・愛・戦争・芝居というテーマ別に20以上の戯曲・詩から言葉を抜粋したコラージュ作品。何かを希求すればするほど、矛盾のただ中に突進してしまう人間の姿が、ブレヒトの挑発的な言葉のなかにくっきりと浮かび上がります。絨毯のように全篇に敷き詰められた軽快なリズムトラック、古い教会を彷彿とさせる声が反響する空間や、世界をスキャニングするかのような照明など、アンダースローならではの楽しみがたくさん詰まった作品でもあります。新しい出会いに浮き立つ春の一日におすすめのレパートリー、この機会にぜひ!

使用テキスト:ベルトルト・ブレヒト『ゼチュアンの善人』『マハゴニー市の興亡』『屠場の聖ヨハンナ』『バール』『ガリレイの生涯』『大洋横断飛行』『亡命者の対話』ほか


演出:三浦基
音楽:桜井圭介
出演:安部聡子、石田大、小河原康二、窪田史恵、小林洋平、田中祐気

■日程:2019/4/10[水]~4/13[土]
■会場:京都・アンダースロー
■料金:一般3000円、学生2000円
■上演時間:約65分

過去の公演より


「演劇最強論-ing」でもチケット取扱!2019/2/9[土]10:00~発売開始!
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地点

 多様なテクストを用いて、言葉や身体、光・音、時間などさまざまな要素が重層的に関係する演劇独自の表現を生み出すために活動している。劇作家が演出を兼ねることが多い日本の現代演劇において、演出家が演出業に専念するスタイルが独特。  2005年、東京から京都へ移転。2006年に『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。2007年より<地点によるチェーホフ四大戯曲連続上演>に取り組み、第三作『桜の園』では代表の三浦基が文化庁芸術祭新人賞を受賞した。チェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、また、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品を成功させるなど、海外公演も行う。2013年、本拠地京都にアトリエ「アンダースロー」をオープン。(法人名:合同会社地点) ★公式サイトはこちら★