演劇最強論-ing

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地点『ファッツァー』(3/26~)

公演情報

2016.02.3


FATZER

地点×空間現代『ファッツァー』再び!
アンダースローのレパートリーの中でも不動の人気を誇る本作ですが、
回を重ねる毎に、舞台そして観客席の帯びる熱が高まっていくのを感じます。
初めての方も、もう一度観たい方も、何度でも観たい方も、「今」しか味わえない『ファッツァー』をどうぞご堪能ください。
戦車と機関銃の登場で大量殺戮が可能になった第一次世界大戦中。
塹壕から逃げ出した脱走兵ファッツァーと仲間たちは地下室に潜伏し、革命が起こって戦争が終わるのを待つ。
しかし、結末に待つのは団結の失敗と死ーー。
絶望的な話にも関わらず、ブレヒト流の諧謔と笑いに満ちた、不思議な魅力をもったテキスト。
大音量の迫力で繰り出される空間現代の音楽もこの作品には欠かせない要素の一つです。

作:ベルトルト・ブレヒト
翻訳:津崎正行
演出:三浦 基
音楽:空間現代
出演:安部聡子、石田大、小河原康二、窪田史恵、河野早紀、小林洋平

■日程:2016/3/26[土]20:00、27[日]20:00、28[月]20:00
■会場:アンダースロー
■料金:2,000円
■上演時間:約65分

地点

 多様なテクストを用いて、言葉や身体、光・音、時間などさまざまな要素が重層的に関係する演劇独自の表現を生み出すために活動している。劇作家が演出を兼ねることが多い日本の現代演劇において、演出家が演出業に専念するスタイルが独特。  2005年、東京から京都へ移転。2006年に『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。2007年より<地点によるチェーホフ四大戯曲連続上演>に取り組み、第三作『桜の園』では代表の三浦基が文化庁芸術祭新人賞を受賞した。チェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、また、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品を成功させるなど、海外公演も行う。2013年、本拠地京都にアトリエ「アンダースロー」をオープン。(法人名:合同会社地点) ★公式サイトはこちら★